FREEDOM
FOR
WORKERS

洋服に求めるものは何か?

自己表現、スペック、デザイン、はたまた価格。
購買理由は人によってそれぞれ異なる。
ただ、それらファクターを全てを満たす物が
もしもあったなら……。
それが<TAIGALIONA(タイガリオナ)>の
目指すモノ作りの原点です。

現代社会を生きる、
全ての働く男たちにとっての理想的な存在であること。
機能、デザイン、価格を満足させ、
自分が何者かを示すことができること。
ブルー、ホワイト、そんなカテゴライズに縛られず、
働く男の自由を証明する服。

そんな服を纏い、今この瞬間も懸命に生きる男たちを
クローズアップしたストーリー。
それがFREEDOM FOR WORKERSです。

VOL.3MHAK

MHAK(ペインター)

日本人アーティストの作品を載せた
日本人クリエイターの作る服

サインボードの国、アメリカではストリートの各所でアーティストの手がけた作品をジャンルレスで目にすることができる。このカルチャーが日本に伝播し、拡大していったのは90年代以降。現在では数多くのアーティストが日本のストリートシーンでも活躍しているが、今回フックアップするアーティストはMHAK(マーク)氏。余白感を活かした独特の画風で、洋服やスニーカーなど多種多様なブランドとのジョイントワークを実現してきた強者だ。スケート、サーフなどのカテゴリーのアイテムで氏の作品を目にしたことのある人は案外多いと思う。実はこのMHAK氏、TAIGALIONAとも浅からぬ縁がある。“ニッカポッカでスケートに乗る日本のワークウェアブランド”というコンセプトを掲げる我々とは根本の部分で親和性が深いのだ。故に今シーズン、氏に作成を頂いたオリジナルのタイガー柄のコレクションがTAIGALIONAから登場するのもあくまでも自然な流れからだったのかもしれない。

余白を活かす自分の作風にできるか、
が課題でした

タイガリオナというブランドネームは、ブランドオーナーの御子息、タイガ君、リオナさんの両名前を組み合わせたことに由来する造語。詰まる所、虎とライオンを意味している。このキーワードをベースに、オリジナルのタイガーカモフラージュのアートワークを作成することになったのは1年前まで話を遡る必要がある。

余白を活かす自分の作風にできるか、が課題でした

ストリートシーンで活躍し、スケートカルチャーとの親和性の深い日本人アーティストを探していたTAIGALIONAにとって、MHAK氏との邂逅は奇跡的なものだった。「MHAKさんの思い描くタイガー柄を自由に表現してください。オーダーとしてはかなりシンプルな内容でした(笑)。この会話からイメージを膨らませて試行錯誤を始めた感じです」。この難易度の高いオーダーをしたのはデザイナーの山下。「アーティストの方へ虎柄を作成して下さいっていうオーダーは、一見シンプルですが非常に難しい内容だと思うんです」とMHAK氏のポテンシャルを信じお題を投げかけたことが分かる。構想からデザイン完成までに擁した期間はおおよそ3ヶ月。「いかに余白を活かす自分の作風にできるか、が課題でしたね」と言うものの出来栄えは我々の想像を遥かに超えるグラフフティだった。「結果1発でOKでした、修正もナシで」。こうして誕生したアートワークが今シーズン、メインコレクションの中核を担う形で多数登場することになった。本人が着用しているフロントがダブルフェイスとなったフーデッドジャケットも気に入って頂き、現在ではプライベートでも愛用頂いている。

フェンダージャパン製のテレキャスター。これは世界限定15本の貴重なギターとのこと。

「自分はサラリーマンでも会社員でもないですが、毎日スタジオには行きます。自宅では仕事をしない主義なので、基本的に作業はここのデスクでしかしません。アイデアに煮詰まったらフラっと外に出かけたり、仲間のところに顔を出したりはしていますが。拘束時間があるわけでもないし、全ては自分次第。自由な働き方と言えばそれまでかもしれませんが、どの仕事にも納期がある。なので締め切りに間に合わせる動き方が多いのが実際のところですね」。綺麗に整理されたデスク、手入れの行き届いた道具類を見ていると厳格に自己管理ができていることが見て取れる。加えてアトリエの各所には自身が手がけたアーカイブ作品がそこかしこに点在している。アディダススケートボーディング、RVCA、マスターマインド ジャパン、ディズニーなど、ジャンルも作ってきたアイテムも多種多様。中でも目を引いたアイテムがフェンダージャパン製のテレキャスター。これは世界限定15本の貴重なギターとのこと。こうした素晴らしい作品たちとTAIGALIONAのコレクションが同等に肩を並べる日が来ることを今は切に願うばかりなのだ。

アトリエの壁面と整然と並ぶ氏の作品。 アディダススケートボーディングと共作したスニーカー、RVCAのために作られたアートワークなど。

アトリエの壁面と整然と並ぶ氏の作品。
アディダススケートボーディングと共作したスニーカー、
RVCAのために作られたアートワークなど。

マスターマインド ジャパンのスカルアイコンも氏が手を加えることでよりストリートな表情へ一変。 スター・ウォーズでお馴染みのキャラクターもMHAK模様の描かれた作品に。

マスターマインド ジャパンのスカルアイコンも
氏が手を加えることでよりストリートな表情へ一変。
スター・ウォーズでお馴染みのキャラクターも
MHAK模様の描かれた作品に。

「足入れがスムースで気持ちがいい」とTAIGALIONAの足袋スニーカーも愛用

コンフォータブルで機能的なアイテムを好む氏。
「足入れがスムースで気持ちがいい」と
TAIGALIONAの足袋スニーカーも愛用する。

MHAK/ペインターアーティスト。
會津若松出身。ストリートブランドで企画としてキャリアをスタート。アパレルブランドを退社後、アーティストとして独立。自身のバックボーンにあるスケート、スノー、サーフなどのボードカルチャーシーンとリンクしたアート作品を多数手がける。TAIGALIONAでも氏の作品を落とし込んだコレクションを発表したばかり。
http://mhak.jp

KEY ITEMS

  • LIGHT W-ZIP TURN OVER HOODIE

    LIGHT W-ZIP TURN OVER HOODIE

    フロントがダブルジップ仕様となったナイロン素材を使用したフーデッドジャケット。フロントパネルはタイガーカモ柄とブラックの両A面仕様。脇下、エルボーパッド部分もタイガーカモ柄で切り替えることで、デザイン上のインパクトを付加している。袖口はベルクロでサイズ調整が可能。

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FREEDOM FOR WORKERS Vol.3